アドプト・プログラムとは

  • ひろがる つながる!
    アドプトプログラム・吉野川


    美しい吉野川をより美しく──
    アドプト・プログラム吉野川は、流域に暮らす人たちが自分たちの手でかけがえのない吉野川を守ろうというボランティア活動です。

    アドプトとは“養子縁組”のこと
    吉野川の土手や河川敷を子どもに見立て、その一定区間と 流域の企業や住民グループが養子縁組(アドプト)することから始まります。
    つまり、みんなで吉野川を自分の子どものようにかわいがろうという制度です。

    清掃美化ボランティア
    アドプトした企業や住民グループは、担当する区間の清掃・美化活動を定期的に行います。
    活動を続けることで、 さらに吉野川への愛着がわいてきます。
  • 看板が立ちます
    吉野川の土手や河川敷には企業や住民グループの名前を記した看板が立ちます。
    ちょっと誇らしい気持ちになります。
  • こんな効果があります
    ゴミが少なくなり、吉野川が美しく、清潔に保たれます。
    それと同時に、参加した人の心まできれいになります。汗を流してゴミを拾った子どもは、ゴミを捨てなくなります。
    また、この活動を目にするだけでも、多くの人の環境への意識が高まり、川を大切にする人の輪がますます広がることが期待できます。
    ゴミを拾う活動は、ゴミを捨てさせない、そして、ゴミそのものを減らす活動でもあるのです。
アメリカで生まれ、徳島で育ったアドプト・プログラムが
今、 全国へと広がっています

1998年、アメリカ生まれのこのシステムを全国に先駆けて取り入れたのは、徳島県の山あいにある神山町の住民グループの人たちでした。その制度は、四国三郎・吉野川に取り入れられると、多くの人たちによって支持され、瞬く間に全国に広がっていきました。この活動は子どもたちにとっても、自然の大切さや、自分たちを取り巻く環境やごみ問題などを学ぶ生きた教室となっています。そして何よりも大切な水を守る大きなチカラとなっているのです。

1999年にスタートしたアドプトプログラム吉野川。
今では、 100以上の企業・団体が、100km近い吉野川の堤防や河川敷をきれいにしています。
日本三大河川 「四国三郎・吉野川」 はこうしたボランティアの皆さんの手によって美しく保たれているのです。